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zoom RSS 衆院選は野党が墓穴を掘ったのである(No1874)

<<   作成日時 : 2014/12/17 16:58   >>

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  野党が大敗したが、野党が自民党に敗れたのではなくて、野党が自ら墓穴を掘ったのである。14日投開票の衆院選挙は、引き続き自民、公明両党の圧勝となった。自民は300の大台には上らなかったが291議席、公明は35議席を確保し、両党で衆院の再可決と憲法改正の発議を可能とする衆院の3分の2(317議席)を超えたのである。

  一方の野党は無所属を含めても149議席である。「自民の一強」を揺るがすはずが、一層弱い「多弱」となり果てたから、これから4年間は自民党の天下泰平である。ドイツの研究機関の教授が「強い野党が存在せず、有権者が自民党以外に選択肢がなかったのではないか」と語っているが、さもありなんと思われる。
  不甲斐ないのが野党第一党の民主党の73議席である。11議席増とは言え、低い目標の100議席にも届かず、海江田万里代表を落選させた民主党は、プロの小沢一郎元代表の抜けた後の素人集団と化していることが暴露された。このまま行けば民主党は、昔の社会党のように万年野党になることは必定である。

  同じく目も当てられないのが第3極だ。自民でも民主でもないと人気になった第3極だが、みんなの党の解党や維新の会の分裂により失速した。維新と袂を分かった次世代の党は前職16人が落選して残ったのは平沼赳夫代表ら2人だけ。小沢の生活の党も小沢一郎代表ら2人となったが、敗北を察知した小沢が公示前に他党に嫁がした仲間のうち7人が民主党や維新野党で生き残った。ただ生活の党は得票数や議員数が政党要件に足りず、このままでは政党資格を失うことになる。維新の党は1減の41議席で第3極の牙城を死守したが、当選者が東北、関東、東京、東海、四国、九州まで全国から輩出し、これまでの近畿政党から全国政党に飛躍したのである。第3極が退潮の結果、次世代の石原慎太郎最高顧問や元みんなの党の渡辺喜美元代表が落選した。
  
  野党で大きく伸びたのが共産党だ。一匹オオカミで野党共闘もボイコットして全選挙区に候補者を立てたが、行き先のない反自民票を集めて13議席増の21議席に増やした。単独で法案提案権も獲得した。

  投票率は今回も悪かった。前回より6,66%下回り、52,66%となり、戦後最低を更新したが、2人に1人が棄権した訳だ。「入れる政党がないから」と言うが、戦後最低レベルの投票率に表れたのは、政治に選択肢を失った国民の失望である。
  それにしても、これが国民の選択である。安倍政権は国民の信任をえたのである。

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