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zoom RSS 初の自衛隊機の飛行差し止め判決だが、米軍機のお構いなしは気にくわない(No1805)

<<   作成日時 : 2014/05/23 14:08   >>

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  自衛隊機の夜間飛行を差し止めた全国で初の判決が注目されたが、米軍機は治外法権とされ、飛行差し止めは認められず、日本が独立国なのかと疑問を抱いたが、改めて敗戦国であったことを思い出させた。

  自衛隊機の夜間飛行差し止めは、在日米海軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地の航空機騒音に対して、住民約7000人が国に損害賠償と自衛隊機と米軍機の夜間・早朝の飛行差し止めを求めた裁判で、横浜地裁は、自衛隊機の午後10時〜翌午前6時の飛行差し止めを命じた。ただし米軍機の飛行差し止めは「国の支配の及ばない第3者の行為」として退けた。国に総額約70億円の損害賠償の支払いも命じた。自衛隊機の飛行を差し止めた判決は初めてだ。

  しかし、同基地を使用している在日米海軍機の飛行差し止めを認めなかったのは、日米地位協定では米国に基地の管理権が与えられ、日本の法律の規制が及ばないとされているからだという。同基地には米海軍FA18戦闘攻撃機が離着陸しているが、米軍に管理権があり、日本側は運用に口出しできないになっているという。

  原告側は、「基地協定に基づく厚木基地滑走路の管理権は国にある」として、米軍機の飛行も国が制限できると主張し、米軍機の滑走路使用を許可しないように国に求めたが、判決は、地位協定には「国が米軍に基地の使用を許可する行政処分や規定が存在しない」として、米軍を「国の支配の及ばない第三者」として扱っており、日本の主権の及ばない治外法権下にあることを暴露することになった。

  それにしても、同基地の騒音の原因となっているのは主に米軍機なのだ。1972年に米空母ミッドウェーが横須賀基地を母港として配備されてから、歴代空母の艦載機が厚木基地に駐留し、滑走路を空母に見立てた「タッチ・アンド・ゴー」の夜間離着陸訓練を深夜まで繰り返しているためであり、騒音被害の苦情は横浜市などからも寄せられ、影響は240万人にも及ぶと言われている。
  しかも米軍機による騒音が、自衛隊機の数倍から十数倍にも上ると言われるから、自衛隊機の飛行差し止めだけで効果が如何ほどのもか。余り期待できないようだ。

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