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zoom RSS 朝日新聞が橋下の「誤報」に反論(No1622)

<<   作成日時 : 2013/05/29 15:19   >>

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  維新の会の橋下徹共同代表が、自分の「従軍慰安婦」発言について、メディアの「誤報だ」としていることについて、朝日新聞が反論している。

  橋下は27日の外国特派員協会の記者会見で、問題になった自分の発言について釈明したが、冒頭から、「一連の報道において、発言の一部が文脈から切り離され、断片のみが伝えられることによって、本来の私の理念や価値観と正反対の人物像・政治家像が流布してしまっていることが残念」とか、「従軍慰安婦を私自身が必要と考える、私が容認していると誤報されてしまった」などと述べ、橋下発言がメディアの「誤報だ」と強弁する報道批判を展開した。

  これまでも、橋下発言を批判するメディアを敵視し、「朝日新聞なんか最低だ。毎日新聞、あのタブロイド紙も最低だ。週刊誌以下だ。明日から囲み(取材)は止める。今回は大誤報をやられた」と噛みつき、あげくに、「日本人の読解力の不足が原因だ」と読者に八つ当たりする始末だった。最後には、「日本国民が『橋下出て行け』といういから国民と握手できるか分からない。世界各国の人たちと握手していきたい」と支離滅裂だった。

  橋下から「大誤報をやられた」と批判されたメディアの名誉にかけて、各社の動向が注目されたが、29日の朝日新聞朝刊が、大阪本社社会部長の談話として、以下のように「『誤報』の指摘はあたらない」とする反論を載せた。
  橋下氏の慰安婦をめぐる一連の発言は、13日午前の囲み取材から始まった。橋下氏は記者団に、「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走って行くときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」と述べた。
  この発言について朝日新聞は13日付夕刊(大阪本社最終版)で、「橋下氏『慰安婦必要だった』」との見出しで報じ、記事では橋下氏の「当時の歴史を調べたら、日本国軍だけでなく、いろんな軍で(慰安婦を)活用していた」、「なぜ日本の慰安婦だけが世界的に取り上げられるのか。日本は国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業につかせたと世界は非難している。だが、2007年の(第一次安倍内閣の)閣議決定では、そういう証拠がないとなっている」などとする発言も紹介した。
  橋下氏は「14日の見出し」を「誤報」とした。14日付朝刊(大阪本社最終版)の記事の見出しは、「『慰安婦は必要』波紋 橋下氏発言」となっている。前日夕刊の報道を踏まえ、橋下氏の発言に市民団体やNGO関係者の反発が広がっていることや識者の見解などで構成されている。同時に、13日午前の橋下氏の発言の全体の文脈がわかるよう、約630字にわたり発言要旨を掲載した。
  橋下氏が「誤報」とした記事の見出しは、13日の発言が影響を広げている状態を客観的に表現したものだ。「誤報」の指摘はあたらない。(大阪本社社会部長 井手雅春)


  また朝日新聞は併せて、「『誤報』の主張『認識の違い』」という橋下の言い分も次の通り載せている。
  維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は28日、慰安婦をめぐる自らの発言に関する報道を「誤報」と主張していることについて、「(報道機関との)認識の違いだから仕方がない。僕は誤報だと感じている、っていうのも僕の認識として認めてもらいたい」と述べ、誤報でないとする報道機関とは認識が異なるとの考え方を示した。市役所で記者団の質問に答えた。  

  「お前の新聞は誤報をしている」と言われたら、メディアの名誉にかけて反論するのは当たり前だが、それにしても橋下は、「僕の認識も認めてもらいたい」と、早くも軍門に下ったようだ。「誤報」とでも言わなければ収集できない橋下の立場を訴えているようだが、随分と大きな犠牲を払うことになりそうだ。敏腕弁護士は敏腕政治家でなかった。これに懲りたらいいのだが。

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