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zoom RSS 大詰め解散の攻防戦、3党合意の罠に嵌った自民党(No1521)

<<   作成日時 : 2012/08/03 16:31   >>

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  衆院解散をめぐる攻防戦が花火を散らしているが、消費増税法案の参院採決を目前にして大詰めを迎えたようだ。これまで3党合意で消費増税法案の成立を目指して来た民自公3党だが、早期解散を迫る自民、公明両党と年内解散を否定する民主党が決裂の様相を見せているからだ。

  お盆前の法案成立を主張する自民、公明両党は、消費増税法案の参院特別委員会における審議が、6、7両日の中央公聴会が終われば、採決要件が整うため、8日に締めくくり総括質疑と採決を行い、同日の本会議に緊急上程して採決の上、成立させることを提案した。
  これに対して、民主党はお盆明けの16、17両日に総括質疑を行った上、20日の週(〜24日)に法案を採決したいと逆提案した。

  野田首相は1日、連合の古賀会長と会合を持っている。その会合には岡田副総理ら関係閣僚と民主党の輿石幹事長、樽床幹事長代行が出席しており、首相は「衆院任期中の最後の予算編成を政治主導でやりたい、日本再生戦略に取り組む」と語っている。
  これは首相が12月の予算編成を主導することを物語るものと見られ、年内の解散、総選挙を否定したものと受け取られている。折から岡田副総理が自民党の派閥会長に対し、来年1月の衆院解散を打診したことが明らかになっている。
  城島国対委員長が自民党の岸田国対委員長と会談し、消費増税法案の採決前に、赤字国債発行法案と衆院選挙制度を改革する法案の衆院通過を提案している。
  

  このため自民党では1日、小泉青年局長ら若手衆院議員7人が、谷垣総裁に会い、「3党合意を破棄し、法案を参院で否決すべきだ」とする「緊急声明」を提出した。小泉によると、このままでは野田首相を解散に追い込めない。法案の成立だけ食い逃がされるとしている。
  2日には、大島副総裁や石原幹事長らによる幹部会で、民主党が8日の参院採決に応じない場合には、野田首相の問責議決案を7日にも参院に提出する方針を確認した。谷垣総裁は記者会見で、「民主党には3党合意を誠実に実行する誠意がない。政権を信用できるのかという深刻問題を突き付けられている」としている。

  一方、共産、社民、みんなの3党は2日、幹事長・書記長会談を開き、新党「国民の生活が第一」と「新党きづな」に働きかけ、法案の参院採決前に衆院へ内閣不信任決議案を提出することを決めた。衆院会派で47議席ある両党と共闘すれば不信任案提出に必要な51議席以上を確保できるからだ。3日5党の党首会談を開くが、不信任案が提出される公算が大きい。自公が賛成し、民主党から15人が造反して賛成に回れば、可決される。

  不信任案に自民、公明両党が賛成に回れるのかどうかだ。可決されれば、消費増税法案が流れるからだ。財務省と結託して消費増税を主導してきた自民党にそれができるだろうか。野田首相にそこを見透かされていたのだろう。だから野田にごねられる。
  そもそも3党合意は罠ではなかったのか。「話し合い解散」の罠だが、自民党もようやく罠に嵌ったことに気づいたようだ。

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