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zoom RSS 「永田町日誌」(6月27日)(No642)

<<   作成日時 : 2009/06/27 11:07   >>

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「内閣改造」、「幽霊献金」、「ダミー献金」等々
 解散が間近なために永田町が騒々しい。麻生首相がにわかに内閣改造に動きだしたり、与謝野財務相の身辺でダミー献金疑惑が噴出したり、民主党の鳩山由紀夫代表へ亡霊が政治献金していたり、いやいや、思いかけないことの連続である。

 『内閣改造と早期解散』 
 
 麻生首相は、よく他人(ひと)の話を聞く人だそうだ。ただ自分が考えをもっていて他人の意見を聞くのと、何にも自分がなくて他人から意見を聞くのでは違うようだ。麻生さんは後者らしいのだ。だたから他人から意見を聞く度に変わってしまうようなのだ。「ぶれる」と言われるのは、この辺に原因があるらしい。

▼安倍元首相の進言で一念発起か▼ 
 急に内閣改造を言い始めたのも、24日夜、首相公邸を訪ねた安倍晋三元首相のせいらしい。静岡県知事選と東京都議選で自民党が敗れれば「麻生降ろし」が一気に加速することを懸念した安倍さんが、@人事刷新、A都議選前の早期解散、を進言したというのだ。
 これで一念発起するのが麻生なのだ。麻生首相は早速、翌日の25日、「そう遠くない日」と早期解散・総選挙を匂わしたものだから、永田町は大騒ぎとなった。7月1日には10年度予算案の概算要求のシーリングを閣議決定するので、翌日2日にも、党役員人事と内閣改造に着手するというのだが。
 そこで想定される解散と総選挙の日程が問題なのだ。人事刷新の勢を駆って、都議選の告示前日の7月2日や投票翌日の7月13日の衆院解散。7月26日、8月2日、8月9日の投開票が首相の念頭にあるのではないか。こう自民党の関係者は見ているのだ。

▼反麻生が蜂起▼
 これで動き出したのは、「麻生に解散させてたまるものか」と、反麻生の急先鋒、中川秀直元幹事長らの一派だ。26日、「自分の政権が終わっても、自民党政権が続くことこそ、党総裁の名誉ある決断だ」と衆院選前の首相退陣を要求したのだが、そこは強かな中川だもの、「私自身も改革の旗を立てる覚悟・・・」と、ちゃっかり自らの出馬声明もやらかした。
 同日、若手の目立ちたがり屋の棚橋泰文党公益法人委員長(当選4回)が首相官邸で麻生首相と会談したが、公益法人への国家公務員OBの天下り全面禁止を要求し、「できないなら、退陣して頂きたい」と直接、「退陣要求」を突きつけたものだから、不愉快を顔中に表した麻生首相はそっぽ向いて無視。

▼防戦に立つ公明▼
 だが「麻生降ろし」と一線を画すが、早期解散に反対する党幹部や公明党も大慌て。自民党参院の谷川秀善幹事長は26日、記者会見で「デメリット以外あるはずがない」と人事刷新に反対。「今、解散して勝てるとは思わない」と早期解散に強く反対。公明党の太田代表も同日昼、首相官邸で麻生首相と会い、「自民党の中にいろんな声があるが、都議選は全力でかたないとならない」と早期解散を牽制したのだ。

▼人事刷新だけか▼
 これで「都議選前の解散は消えた」というのが大方の見方だが、イタリアサミット(7月8日ー10日)に出席し、都議選(7月12日)の結果を見て、最終判断をするということになるのではないか。
 ただ、細田幹事長ら党三役については、「鳩山代表、岡田幹事長の民主党の新シフトに太刀打「できない」という声があり、閣内の三閣僚兼任の与謝野馨、総務相の兼務で過重なポストを抱える佐藤勉の兼務解消という緊急課題もあり、人事刷新は行うのではないか。これが党内の活性化にもつながればということでもある。
 

『「故人」献金とは?』

▼幽霊の”故人献金”か▼ 
 「死んだ人が政治献金をしていた」という話である。お盆には一寸早いのだが。霊界の話ではない。鳩山由紀夫民主党代表の身辺で起きた、今流行の「政治とカネ」なのである。
 鳩山代表の資金管理団体である「友愛政経懇話会」(代表・鳩山由紀夫)が、03−07年の政治資金収支報告書にすでに亡くなっている人から個人献金(”故人献金”ではありません)を受けた記載のあることが判明したというのである。

▼故人5人の名義で120万円▼ 
 献金したことになっているのは、05年3月になくなっていた東京都内の旅行会社会長が、05年24万円、06年10万円、07年15万円を献金しているのである。
 他にも04年12月に亡くなった愛知県の建設会社社長から10万円、02年12月に亡くなった都内の元大学教授から計46万円など4人の故人から献金を頂いたことになっており、少なくとも5人の故人から、計120万円の政治献金を頂戴していることになっているのだ。5人は生前から鳩山由紀夫の「友愛政経懇話会」に献金していた人たちだという。

▼経理担当者の独断?とか▼
 とにかく前代未聞の珍事に、鳩山事務所で調査しているが、「経理担当者が独断で行ったことが明らかになった。来週中には調査結果を明らかにする」と鳩山代表が述べているが、「亡くなられた方や実際には献金されていない方が献金したことになっている」というから、他人の名前を「盗用」したことになる。とにかく、奇奇怪怪な話である。どういう金を、なぜこうした処理をしたのか。きっちり説明責任を果たしてもらいたいものである。


『与謝野のダミー献金疑惑は氷山の一角か』

 商品先物取引業者によるダミー政治団体による政治献金疑惑は拡大しそうな気配である。ダミーの政治献金は与謝野馨と渡辺喜美だけでなく、元通産官僚など商工族の国会議員に広く行き渡り、与野党国会議員数十人に総額3億1000万円が献金されているようだというのだ。

▼商品先物業界の献金の窓口▼
 商品先物取引会社がつくったダミーの政治団体は二つあったという。98年からの「平成の会」と、資金管理団体への企業献金が禁止された00年以降の「政経政策研究会」(政経会)の2ルートを使った迂回献金だという。
 「政経会」は00年ー05年、毎年1000万−3000万円を数人の国会議員に献金。「平成の会」もパーティー券の購入など、毎年2200万ー3800万円を数十人の国会議員に献金していた。

▼元通産官僚ら国会議員に3億円▼
 両団体の政治資金収支報告書によると、00年ー05年で最も献金の多いのは、財務・金融・経済財政担当相の与謝野馨の3,770万円、次いで自民党では、参院議員の吉村剛太郎の3,250万円、町村信孝前官房長官の634万円、中山成彬前国土交通相の580万円。野党では国民新党の亀井静香代表代行の1,320万円など。
 町村は元通産官僚、中山は通産政務次官や経済産業副大臣を歴任、吉村は98年に商品取引法改正案を審議した参院経済産業委員長や自民党商工部会長を務めた、いずれも業界と関係の深い議員たちだ。
 
▼トラブル多発、2社破綻も▼
 商品先物取引のグループで、ダミー献金に参加していたのは5社だったが、両政治団体の代表二人が5社の大株主だった。商品先物取引は投機性が高いため顧客とのトラブルが絶えず、経済産業省や農水省から営業停止などを受けている。うち2社は経営破綻し、現在はグループは解消しているという。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時

初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま〜す<m(__)m>
ややちゃん
2009/06/27 11:26

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