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zoom RSS 陛下が「退位」の願いを訴える(No1997)

<<   作成日時 : 2016/08/14 16:16   >>

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  「退位」の願いをにじませた天皇陛下のメセージがビデオで放映されたのです。国内外で大きな反響を呼んでいます。

  「既に80を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮するとき、これまでのように全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と、御年82歳になられた陛下が天皇の務めを果たせなくなることを懸念されているのです。
  「天皇が健康を損ない、社会が停滞し、国民の暮らしのも様々な影響が及ぶことが懸念されます」と陛下が病気になり、国民に迷惑をかけることを心配されているのです。

  陛下の務めは大変厳しいのです。昨年一年間に公務に就かれた日数は一年365日のうち261日(72%)です。陛下は色んな行事で、全国の市町村を訪問され、全国1741市町村のうち、即位後、天皇、皇后両陛下が訪問されたのは535市町村、年平均76・4件に上っているのです。80歳を越えられた陛下には激務ともいえましょう。
  
  陛下の体調は万全ではありません。2003年に前立腺ガンの手術。8年にストレスによる胃腸の炎症。11年に気管支肺炎で入院。12年に心臓の冠動脈バイバス手術を受けらている。激務に耐のが不思議なくらいです。
  宮内庁では、09年には陛下の公務、宮中祭祀の負担軽減として、式典のお言葉を減らしているそうです。11年には皇太子殿下と秋篠宮さまが陛下の公務を代行された。
  
  陛下は予てから、生前に天皇の位を皇太子に譲る「生前退位」のお考えでした。ところが皇室の決まりを定めた「皇室典範」には、「生前退位」どころか、天皇の「退位」を決めた規定がないのです。例えば、天皇陛下が重い病気になられても、天皇に即位されたら終身、天皇の位にあり続けなければならないのです。大変なことです。
  健康上の理由で国事行為の出来ない天皇の代わりに「摂政制度」はあるが、象徴である天皇の務めを考えると、摂政には限界があり、天皇の位を譲る「生前退位」の方がふさわしいというのが陛下の考えです。   

  陛下は5年前から、宮内庁の幹部や側近に、「象徴の務めを果たすことが困難になった場合、どのように考えればよいのか」と生前退位の話をしていた。その年は、2011年の東日本大震災で7週連続の被災地のお見舞いで疲労が重なっていたので、宮内庁が70歳を過ぎた陛下にふさわしい公務の在り方を模索し、式典のお言葉を減らそうとすると、陛下は天皇の務めが果たせないようなら退位も辞さない考えを示している。

  宮内庁では昨年から、陛下のお気持ちを公表しようと考えていた。実現したのが、8日にビデオで放映された陛下のメッセージです。メッセージの文面は陛下自身の発案だが、憲法上のお立場を踏まえ、ある段階から内閣官房とも協議した。公表される前に、皇太子殿下と秋篠宮さまが目を通された。
  メセージのビデオ収録は、7日に陛下のお住まいである皇居御所内の応接室で行われた。「大事なことだから」との陛下のお言葉で、皇后さまが見守られた。

  陛下は、メセージでは、直接「退位」に言及されなかったが、言外に、陛下の「生前退位」の意向が充分にうかがえるものでした。 陛下のお気持ちは、かなり前から、皇后、皇太子、秋篠宮に打ち明けられていた。
   現在56歳の皇太子は、陛下の即位された55歳を越えている。「2年後には平成30年を迎える」と言われた陛下のメッセージは、それまでに、「皇室典範」を改正して、「生前退位」を実現してほしいという暗示でなないのか。

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