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zoom RSS 改憲の要件が整ったが(No1995)

<<   作成日時 : 2016/07/15 16:12   >>

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  参院選挙で自公が大勝し、改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2以上の議席162議席を獲得したことで、戦後一度も行われなかった改憲が現実のものとなった。

  自民党が56議席、公明党が14議席、おおさか維新が7議席を獲得し、非改選を合わせると、自民党121議席、公明党25議席、おおさか維新12議席、日本のこころ3議席となったが、3分の2議席に1議席届かなかった。しかし旧民主党で無所属の平野達男氏(非改選)を、急きょ自民党に入党させることにより、162議席に達したのである。同時に自民党の単独過半数が27年ぶりに復活した。なお、無所属・諸派の松沢成文、井上義行、渡辺美知太郎、アントニオ猪木の4氏が改憲賛成派と見られている。

  公明党の山口代表は、在任中の改憲を目指す安倍首相の前のめりを警戒しているが、首相も「今回は選挙で改憲の是非が問われたわけではない」と、秋からの衆参両院の憲法審査会で論議を進める意向だ。
  自民党は野党時代の2012年に党の憲法改正草案をまとめているが、首相は「我が党だけで3分の2を持っているわけではないから、我が党の案がそのまま通るわけではない」と、草案にこだわらないようだ。

  一方、野党は民進党が、32議席を獲得した。民主党で行われた3年前に大敗した17議席からほぼ倍増したものの、改選数を11議席も下回ったとあって、党内の反岡田派の動きが注目される。共産党は倍増の6議席。社民党と生活は1議席ずつ。社民の吉田党首と新党改革の荒井代表が落選した。
  野党4党(民進、共産、社民、生活)が統一候補を擁立した「一人区」は、自公が21議席、野党が11議席を獲得したが、自公に29議席取られた3年前比べると野党共闘の成果と言えるようだ。

  女性議員が28人当選した。2007年の参院選より2人上回り、過去最高となった。内訳は自民10人、民進7人、公明3人、共産2人、おおさか維新2人、社民1人、生活1人、無所属2人だった。非改選と合わせ、12人増の50人となった。米国上院に匹敵する20%に達したが、衆院の女性議員は45人、9.5%であり、遅れているようだ。

  参院選で新たに有権者になった18歳と19歳の投票率は、全体の投票率54・70%を9・25%下回った。総省が約240万人の新有権者のうち、18歳5779人、19歳5701人、計11480人を抽出して調査した結果、18歳が51.17%(男性49.43%、女性53.01%)、19歳が39.66%(男性37.31%、女性42.11%)、平均45.45%だった。18歳が19歳より高い投票率だったのは、高校で始まった主権者教育が一定の効果を上げたものとみている。

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