『永田町時評』NewsSUN

アクセスカウンタ

zoom RSS 「一本の鉛筆があれば」 (No1970)

<<   作成日時 : 2015/12/24 19:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

  「一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと私は書く」という歌詞は、先の大戦で原爆が投下された広島で、74年8月に開かれた第1回広島平和音楽祭において、美空ひばりが初めて発表した「一本の鉛筆」という歌の一節です。

「一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く」、「一本の鉛筆があれば 人間の命と私は書く」と続く歌は、音楽祭を演出した映画監督の松山善三さんの作詞です。一本の鉛筆で世界に反戦を発信できるというメッセージです。曲は黒澤明監督の映画音楽を数多く手がけた佐藤勝さんが作曲したのです。

  当時、美空ひばりが歌ったと話題になりました。幼い時に横浜大空襲に遭い、父親を徴兵された戦争体験を持つ彼女は、大変に乗り気だったそうです。広島で猛暑のステージに立ったひばりは、「広島の人たちはもっと熱かったはずよね。幼かった私もあの戦争の恐ろしさを忘れることができません」と観客に語りかけたのです。

  それから14年。ひばりが第15回広島平和音楽祭で再びこの歌を歌うために広島を訪れたのは、大腿骨頭壊死で病院に入院した翌年でした。楽屋で点滴を打ちながらのステージに立った彼女は、笑顔を絶やさず、熱唱したのです。しかし、翌年、52歳の若さで亡くなったのです。 

  ひばりのヒット曲の中では目立たない歌ですが、彼女は好きな持ち歌ベスト10に選んでいる。世相を反映してか、最近、カラオケなどでも歌われている。歌詞を紹介します。

                         「一本の鉛筆」
  
               あなたに 聞いてもらいたい
               あなたに 読んでもらいたい
               あなたに 歌ってもらいたい
               あなたに 信じてもらいたい

               一本の鉛筆があれば 私はあなたへの愛を書く
               一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと私は書く

               あなたに 愛をおくりたい
               あなたに 夢をおくりたい
               あなたに 春をおくりたい
               あなたに 世界をおくりたい

               一枚のザラ紙があれば 私は子供が欲しいと書く
               一枚のザラ紙があれば あなたをかえしてと私は書く

               一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く
               一本の鉛筆があれば 人間の命と私は書く

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「一本の鉛筆があれば」 (No1970) 『永田町時評』NewsSUN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる