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zoom RSS 米国の軍事行動は「米中の出来レース」との見方も(No1946)

<<   作成日時 : 2015/11/12 00:21   >>

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  前号で米国が南シナ海で中国に対して」軍事行動を起こしたと書いたが、一部に「米中の出来レース」との見方もあるようだ。

  最近の中国の横暴を見かねた向きは、米国は「よくやってくれた」と留飲を下げた。とくに、ベトナムやフィリピンなどは快哉を叫んだ。
 
  ところが。米海軍の駆逐艦が中国の領海と主張する海域を航行したのも、中国海軍の巡洋艦が追尾して警告したも、事前の暗黙の了解のもとに行われたというのである。

  それというのも、米中に経済関係で、がんじがらめの相互依存関係があるからだと言われている。それは米国の中国への高い依存度を言っているようだ。
  
  中国は米国債1兆2000億ドルを保有し米国財政を支えている。3兆7000億ドルの外貨準備の大半をウオール街で運用する中国は米国の金融証券業界最大の海外顧客だ。米国製旅客機を毎年150機を輸入し米航空産業界最大の海外顧客である。米企業2万社も中国へ進出している。一方、中国にとって米国は最大輸出国であり、最大の融資・投資先である。

  もう一つは、米中の軍事力の差である。海軍力が米国に及びもつかないことだ。中国は戦闘機20機搭載する空母を1隻保有するが、米国戦闘機を55機搭載する原子力空母10隻を保有している。中国の原子力潜水艦5隻に対し、米国の原潜は71隻である。米国の海軍力に比べ中国の海軍力はゼロに等しく、中国が米国に対抗して自国のシーレーンを守ることも不可能に近いようだ。ただ、中国は2030年までに太平洋で米国と対等の軍事力を保有することを目標にしている。

  それにしても、オバマ政権は2〜3か月の監視航行を続けるようだが、その先の収集はどうするのか。中国が建設した滑走路や通信施設、埋め立てた岩礁を破壊しないと、中国の人工島はそのまま残り、中国の強固な海軍基地になってしまいかねないが、中国はその軍事力が米国を打ち負かす力を持つまでは、膨大な額の投資や融資で米国を手なずけるつもりだ。

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