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zoom RSS 安倍独走で再選、野田断念 自民党総裁選(No1940)

<<   作成日時 : 2015/09/08 12:38   >>

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  8日午前8時に告示された自民党の総裁選挙は、安倍首相一人しか立候補せず、安倍氏の再選が決まった。出馬の野心を抱いた野田聖子氏は推薦してくれる自民党の国会議員が規定の20人集まらず、断念せざるを得なかった。それにしても、野田氏が総裁選にこだわったのは、将来の女性総理の夢を見たからだと言われている。  

  1日に出馬を表明した野田氏は「義を見てせざるは勇なきなり」と出馬を目指す心境を語って見せた。それにしても、「義を見て・・・」とは中国の「論語」にある言葉だが、「正義と知りながら実行しないのは、その人に勇気がないためだ」という意味である。それは「蟷螂之斧」のごとき無謀な挑戦をする自らを励ました発言であり、「安倍の一強」と言われ、403人もの議員がいなから誰一人として対抗しない臆病者に対して発せられた批判の言葉と聞こえるのだ。

  彼女に無謀な決意をさせたのは、現役を引退した古賀誠元自民党幹事長である。古賀氏は党内の伝統的なハト派と言われる「宏池会」の名誉会長であるが、現会長の岸田文雄外相や無派閥の石破茂地方創生担当相の出馬を促したが、いずれも断られた。やはり過去の人だが、現役引退組の山崎拓・元自民党副総裁も石原伸晃元幹事長に出馬を断られていた。

  最後に残ったのが野田氏であった。古賀氏も山崎氏も昔は実力者である。この1週間、野田氏の推薦人を依頼して、党内の若手などへ声をかけ、無派閥グループにも働きかけたが、「笛吹けど踊らず」で過去の威光は通じなかったようだ。
  野田氏の1日に開いた政治資金パーティーには、石破氏をはじめ、山口俊一沖縄北方担当相、浜田靖一元防衛相、小此木八郎自民党国対委員長代理、尾辻秀久元参院副議長や若手議員も顔を出したが、この中で、野田氏の支持を表明したのは尾辻氏一人だった。
  野田氏をめぐる推薦人集めは、7日深夜まで続いた。スポーツ紙に「28人を固めた」とp報じられたことがあったが、10人そこそでなかったか。安倍陣営の切り崩しにあったのか、一旦引き受けた推薦人を辞退する議員も出たようだ。

  野田氏は安倍政権の安保政策は賛成である。経済政策のアベノミクスも支持している。ただ、最近の安倍首相に物を言わなくなった自民党内の「安倍の一強」の風潮を批判している。総裁選で「自由闊達な真の論議をしていこう」と提案している。無投票にしようとする安倍陣営に対して、議員と党員が総裁を選ぶという当たり前のことが行われなければならないと主張している。その心境を「義を見てせざる勇なきなり」と言っている。

  ただ、彼女にも打算があったようだ。「なぜ、これほど総裁選出馬にこだわるのか」と疑問を投げるマスコミから、「いずれ安倍政権に陰りが生ずることを考えての布石だ」と言われている。
  過去の総裁選でも小泉が3回、、麻生が4回も挑戦して、首相の座を射止めた。つまり総裁選に出たことが如何に知名度を高めたか。野田氏が安倍首相と一騎打ちになれば、テレビは飛びつく。首相とともに自民党の選挙カーの上に立って街頭演説をして全国を回る。総裁選は「首相と対等の立場に立たせてくれる」最大のチャンスなのだ。「これを逃す手はないというのが野田氏の本音ではないのか」と見るマスコミもある。女性で総裁選に出馬したのは小池真理子氏がいるだけだ。55歳の野田氏が将来の女性首相の夢を描いていても不思議でなないようだ。

  

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