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zoom RSS 来年の参院選から新しい「合区」を導入(No1932)

<<   作成日時 : 2015/07/28 14:40   >>

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  来年の参院選挙から、新しいルールが導入されることになった。2県を1選挙区に統合する「合区」である。それにしても、身を削る公約はお忘れか。

  最高裁から選挙区の格差是正を迫られて、人口の少ない4県を、「鳥取・島根」と「徳島・高知」の「合区」にして、4減を図り、宮城、新潟、長野で各2減、北海道、東京、愛知、兵庫、福岡で各2増して、「10増10減」とした。これにより、「一票の格差」は最大で2.97倍となったが、あらためて来年の参院選挙で違憲を問われる可能性があるようだ。

  問題は合区の定数が2議席では、3年毎の改選数が2県で1議席となり、参院議員の出ない県が生じるため、「地元代表がいなくなる」と地元が反対しいることだ.。鳥取、島根、徳島、高知の自民党参院議員6人が、投票をボイコットしたが、それほど隣県の壁が高いとはおかしくないか。憲法は「全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない」と規定しており、国会議員は国民の代表であり地元代表でないのだ。

  なお、与党の公明党は民主党と共に4県の5倍の20県を10選挙区に合区する法案をていしゅつしたが、自民党が賛成品わったのは、人口の少ない県に多くの議員を抱える自民党は、合意が増えると議席を失う議員も増えるからだ。

  合区は1947年の参院創設以来初めてだが、地方の過疎化と都市部の人口集中が進む中で合区が増える運命にある。最高裁は都道府県単位の選挙区の見直しを迫っているが、各県が代表を送れるように憲法改正を模索する動きがある。

  それにしても、参院は「二院制」の一翼を担う中で「良識の府」とされてきた。政党色のない無所属議員の「緑風会」が参院の第一会派となり、衆院から送られた法案を否決して、衆院の「チェック機能」をアピールした時代もあったが、一段と政党化が進む中で、衆院の「カーボンコピー」と揶揄され、衆参がねじれると、「政治の停滞」と批判されて、最近では「参院無用論」が聞かれるようになっている。参院は選挙制度と共に、参院の存在を問われているようだ。
  
  それにしても、議員定数は242議席のままで変わらないようだが、「10増10減」では身を削る公約はどうなったのか。

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