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zoom RSS 自民党の「無謀な挑戦」、マスコミを懲らしめるか(No1924)

<<   作成日時 : 2015/06/30 18:11   >>

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  自民党の若手議員がマスコミに挑戦して一敗地に塗れた話は、中国の故事である「蟷螂の斧」という話に似ているようだ。
  
  中国の戦国時代の話です。「蟷螂」はカマキリ「斧」とは前肢のことです。斉の君主が狩に出ると一匹のカマキリが前肢を振り上げ君主の車両に向かってきた。御者が「この虫は己の力を弁えず誰にでも挑みかかるのです」と言うと、君主は「人間なら天下の勇士になった」と車を止めたという話です。
  
  議員たちも、己の力を過信してマスコミに挑戦したようだ。国会が延長された6月25日、東京・永田町の自民党本部で若手国会議員の勉強会が開かれた。会合には9月の自民党総裁選で安倍首相の再選を支持する1〜3年生35人が集まり、他に加藤勝信官房副長官と荻生田光一総裁特別補佐も出席していた。安倍首相の「お友達」と言われる作家の百田尚樹氏を迎えての講演会だった。

  マスコミ挑戦は百田氏の演出だった。議員たちは踊らされた。講演の冒頭、百田氏が「マスコミは偏向している」と火をつけた。日頃から不信感を抱いていた議員たちが、マスコミを攻撃することになった。
  「マスコミを懲らしめるにはどうしたらいいか」という話へ飛躍。「経団連にお願いして企業がマスコミに出している広告を止めてもらう」という奇妙な話になった。
  百田氏は、普天間基地の県内移設に反対する沖縄の地元紙を取り上げ、「沖縄タイムスと琉球新報を潰さないとあかん」と、この日最も派手な花火を打ち上げた。
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  会合は非公開だったが、話はマイクを使っていたから、会場の外に集まった報道陣に筒抜けだったので、全国のマスコミが一斉に「報道規制か」と自民党へ襲いかかった。便乗した野党も国会で安倍政権を追及した。
  27日には、自民党が関係者の処分を発表して白旗を掲げた。自民党の力を過信した議員たちは、袋叩きに遭った。

  安倍政権は、昨年の衆院選から、「公正公平な報道」を掲げてマスコミ干渉を強めている。今度のことも首相に近いところで起きている。内外から「一強の驕り」と批判されている。

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