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zoom RSS 自衛隊は軍隊ではないのか(No1904)

<<   作成日時 : 2015/04/06 22:40   >>

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  安倍首相が国会答弁で、自衛隊を「我が軍」と呼んだことが波紋を広げている。憲法改正により自衛隊の軍隊化を目指している首相の本音が出たとして、国会で追及される騒ぎになったが、それにしても、自衛隊は軍隊ではないのか。

  参院予算委員会で、自衛隊の他国軍との共同訓練について、野党の質問に答えた首相が、「我が軍は大きな成果を上げている」と述べたのが取り上げられた。それにしても、何故追及されたのか。憲法9条が、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と規定していることから、歴代内閣が自衛隊を軍隊と別だと考えて来たからだと言われている。
 
  第一次安倍内閣も2006年に閣議決定した政府答弁で、「通常の観念で考えられる軍隊とは異なるものだ」としていた。しかし、安部首相が悲願とする自民党の改憲草案では、「わが国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、国防軍を保持する」と明記している。

  菅官房長官も記者会見で、「自衛隊は我が国を防衛することを主たる任務としているが、このような組織を軍隊と呼ぶなら、自衛隊も軍隊の一つだ」と述べ、「一般的に国際法上は軍隊に該当する」と強調。首相の答弁が、「誤りというのは当たらない。全く問題ない」と首相を擁護したが、菅氏が一歩踏み込んで軍隊を追認する形になったようだ。

  首相は答弁直後に自衛隊と言い直しているから、言い間違えたのだろう。「我が軍と述べたのは他国と対比して分かり易く答えるためで、それ以上でもそれ以下でもない」と説明している。たが、自衛隊を軍隊としたのは安倍氏が初めてではないようだ。2011年に民主党政権時代の一川俣夫防衛相が国会答弁で、「外国から攻められれば戦うという姿勢だから、そういう面では軍隊と位置づけていい」と述べているからだ。

  しかし、連日続く「我が軍」論争には、さすがの安倍首相も降参したのか。「こうした答弁で大切な予算委員会の時間が使われるなら、そうした言葉は使わない」と述べ、幕引きを図ったようだ。

  それにしても、滑稽な話だ。米国、中国、英国に次いで世界第四の軍事大国になった日本の自衛隊が軍隊でないなら、世界中から軍隊がなくなるからだ。

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自衛隊は立派な軍隊だ。
doragonn
2015/04/07 05:33

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