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zoom RSS 習氏が異常に拘ったのは安倍氏の靖国参拝(No1868)

<<   作成日時 : 2014/11/12 14:20   >>

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  安倍首相と習近平国家主席と日中首脳会談が実現した。しかし、テレビで最初に放映された映像は、習氏が笑顔も見せずに安倍氏を出迎えた冷たい表情だった。北京で開かれたAPECのホスト国として各国首脳を迎える笑顔はエチケットだが、習氏は安倍氏の靖国参拝に対して不信感を露わにしたようだ。

  安倍氏が首相として訪中したのは8年ぶりだ。前回、06年の訪中は、第1次安倍内閣の訪問国として一番目だった。前任の小泉首相の靖国参拝により途絶えていた日中首脳会談を復活するのが目的だから力が入ったようだ。今回の訪中は、第2次安倍内閣が発足してから2年たった50カ国目の訪問国だった。日中両国間に拡がった溝が1番目と50番目の差となって表れたと解釈される。

  この溝ができたのは、中国漁船が領海侵犯する尖閣諸島を12年9月に国有地化したことから始まった。以来、領有権を主張して反発する中国政府との紛争が絶えず、いまや武力衝突が危惧される事態になっている。それに拍車をかけたのが、13年12月26日の安倍首相による靖国神社参拝だった。日中関係を越えることのできない大きな溝へ拡げたと見られている。

  会談の冒頭で習氏は「先に首相の考えを聞かせてほしい」と切り出し、安倍氏の対中観をただしたが、「この2年、中日関係に困難が生じた理由ははっきりしている」と述べ、安倍氏の靖国参拝を両国の関係悪化の原因として認識していることをほのめかしたと伝えられている。さらに合意文書の確認で、「歴史を直視し、未来に向かうことが重要だ。歴史問題は13億人の中国人の感情に関わる」と述べて、靖国問題について強い拘りを示している。

  ただ、「靖国参拝」の言葉はタブーとされたようだ。発言もなければ合意文書にも表れていないからだ。会談後の安倍首相の記者会見でも、記者からの靖国参拝の質問は無視された。安倍氏は全く触れず、質問した記者も文句を言わなかったが、安倍氏は首相在任中はt靖国参拝しないことが会談を開く中国側の条件だったと考えられる。

  会談に立ち会った加藤官房副長官によると、会談における習氏は、出迎え時とは変わって安倍氏と目を合わせて話をし、「自然体だった」という。会談が終了した時に、安倍氏ら日本側の出席者に握手を求めたという。その夜のAPEC首脳を招いた夕食会では、安倍氏と昭恵夫人を笑顔で出迎えたそうだ。

  「地球儀を俯瞰する首脳外交」を標榜する安倍首相が、地球を10周して49カ国を歴訪したと自慢しても、隣国の中国と韓国を訪問できないのでは世界中の物笑いになる。こんな背景があって開かれた安倍・習会談だが、その陰に習氏と差しで二度も会った福田康夫元首相や田中元首相の日中国交回復以来の外務省OBなどの隠れた働きがあったと言われている。

  
  

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