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zoom RSS みんなの党の渡辺代表が辞任(No1784)

<<   作成日時 : 2014/04/09 21:55   >>

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  みんなの党の渡辺喜美氏が7日、代表を辞任した。自分の「政治とカネ」の問題が表面化したからだ。渡辺氏が支援者の化粧品会社会長から8億円の借金をしたことが発覚したのだが、「お金のない」ことを売りに清潔主義で党勢を伸ばしてきただけに、みんなの党が受ける打撃は大きいようだ。

  実は問題が発覚したのは、カネを貸した支援者の会長による告発手記が3月26日発売の週刊誌に掲載されたからだ。手記によると、2010年7月の参院選挙の直前に訪ねてきた渡辺氏が「3億円ほど要るんだ」と言われて渡辺氏個人名義の口座に3億円を入金した。
  2012年暮れの衆院選でも、「100人出馬するので20億円かかりそうだ」と言っていたが、維新の会との連携が挫折したので「5億円ほどでよくなった」と言うので、渡辺氏の個人口座に5億円を入金したら、後日、供託金を収めたというメールが渡辺氏から送られてきたという。

  会長は化粧品や健康食品の販売で、2006年の高額所得者番付の6位になった資産家で、09年に知人の紹介で渡辺氏と知り合い、意気投合してスポンサーになり、09年〜12年にみんなの党や渡辺氏に6千万円を寄付している。昨年暮、みんなの党から分裂した結いの党をめぐり、渡辺氏と意見が対立したのが原因のようだ。
  渡辺氏はこれまでに利息(0・5%)を含めて、2億5千万余円を返済していたが、4月7日に残金の5億5千万円を全額返済してから辞任したという。

  それにしても、みんなの党は、「お金もない、組織もない、支援団体もないが、しがらみもない。だから思い切った改革ができる」と訴えて党勢を伸ばしてきたが、渡辺氏の「個人商店」と言われていた通り、渡辺氏が一人で党の台所を賄っていたようだから、他にも色々と「政治とカネ」にまつわる話があるようだ。

  選挙費用や政治資金の収支報告書に該当する記載がないため、市民団体から東京地検特捜部に告発状が出されているが、公選法や政治資金規正法に抵触する可能性があると言われている。
  渡辺氏は個人の借金だから報告義務はないというが、都知事選に出馬して当選した猪瀬前都知事が個人で5千万円を借金して、公選法違反で有罪になり、公民権停止5年となった。
 
  渡辺氏は「選挙のために使ったのではない」と言い張っているが、「政治家として生きていくために必要な経費に使った」として上げたのが、酉の市の熊手だったとは、とんだお笑い種だ。

  後任には浅尾幹事長が代表になるようだが、みんなの党の台所を一人で賄っていた渡辺氏の代わりができるのか。安倍首相と個人的にも親密だった渡辺氏が去ると、政権とみんなの党の関係が変質してくることが考えられるが、とにかく、政界全体が流動化すると言われている。永田町に吹いた春の嵐から当分、目が離せないようだ。

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