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zoom RSS 「積極的平和主義」は安倍首相のお気に入り(No1778)

<<   作成日時 : 2014/04/04 20:19   >>

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  「積極的平和主義」という言葉は、安倍首相の大のお気に入りです。所信表明演説はじめ、講演や会合で頻繁に使っているのです。

  それにしても、やることが派手ですね。初めて使ったのがアメリカです。昨年9月、ニューヨークの国連総会で演説し、「積極的平和主義」を提唱したのです。「積極的平和主義の立場から、PKOをはじめ、国連の集団安全保障措置により積極的に参加できるよう図って参ります」とご披露したのです。

  国内では、10月の所信表明演説で、「積極的平和主義こそが、わが国が背負うべき21世紀の看板」と強調したが、今年1月の施政方針演説では、フィリピンの台風災害に出動した自衛隊の活躍を絶賛し、「日本の自衛隊を世界が頼りにしている。積極的平和主義の下、世界の平和と安定により一層積極的な役割を果たすために、集団的自衛権や集団安全保障を検討する」と力説したのです。
  集団的自衛権行使の解禁を検討している首相の私的懇談会が、安全保障政策の柱に据えているのも「積極的平和主義」です。

  実は、お手本があったのです。2009年10月に民間シンクタンクの日本国際フォーラムが発表した「積極的平和主義と日米同盟の在り方」と題する政策提言があったのです。折から政権交代した日本と米国との同盟の在り方を問うとして、朝日新聞や米紙ヘラルド・トリビューンなど5紙に1ページ全面の意見広告を発表しているのです。
  内容は総論で、世界市民の一員としての責任、一国平和主義や一国防衛主義からの脱却、積極的平和主義ドクトリン、主体性のある日米同盟処などを高らかに謳い、各論では、「集団的自衛権の行使を認めよ」、「武器輸出三原則を見直せ」、「日米の対中国戦略の強化」、「集団安全保障に貢献せよ」などと政策提言しているのです。それにしても、安倍首相の主張とそっくりですが、やはり虎の巻でしょうか。

  だが、安倍首相の提唱する「積極的平和主義」には、「軍事力行使による紛争解決だろう」とか、「自衛隊の海外における武力行使の解禁か」とする指摘もあるのです。
  「積極的平和」という概念は、第二次世界大戦中の1942年に米国の社会学者クインシー・ライト氏が,著書の「戦争学」の中で、戦争をしない状態を「消極的平和」と称し、戦争だけでなく、貧困や搾取、差別、暴力などもなくすことを「積極的平和」と呼んだのですが、安倍氏の「積極的平和主義」は、集団的自衛権行使を容認する。自衛隊を海外に派遣する。「平和のための戦争」を肯定する平和主義のようです。

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