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zoom RSS 都知事選で敗けて息を吹き返した「脱原発」(No1754)

<<   作成日時 : 2014/02/12 12:39   >>

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  東京都知事選挙は「常識」通りとなった。「良識」といえるかどうかは意見の分かれるところであるが。結果を見ると、二位以下を寄せ付けない舛添要一氏の「一強」の選挙であった。それにしても、都知事選のせいで、安倍政権の原発推進政策で、息絶え絶えになっていた「脱原発」が息を吹き返したようだ。

  史記に「敗軍の将、兵を語らず」と言うが、敗れた人たちに果たして知事になる「本気」があったのか。私は甚だ疑問に思っている。マスコミがまともに扱ったのも、舛添氏の他に報道した細川元首相、宇都宮前日弁連会長、田母神元航空自衛隊幕僚長だけで、残りの12候補者はその他大勢であった。その選挙運動がほとんど報道されなかった。

  「ダブル元首相連合」と言われた選挙の演出、脚本、監督を小泉元首相が担当した細川候補も、狙いの第一は、国民に「脱原発」を訴えることであった。日本中の注意目を集めた首都東京都の知事選挙は、脱原発を訴える絶好のチャンスであった。「脱原発」を踊る細川の檜舞台であった。「まさか当選する」とは考えていなかったろう。街頭演説で応援の熱が入り小泉が目立ち細川氏が霞んだと言われたのも、「脱原発」の宣伝が目的だったと考えれば納得ができる。

  現在、国内にある原発はすべて定期点検中で「休止中」であるが、安倍政権は電力業界の強い要望で、点検の終わったものから「再稼働する」方針である。これに強く反対しているのが、安倍首相の政治の師匠でもある小泉元首相であった。細川の出馬も小泉の働きかけと言われ、都知事選は、小泉対安倍の師弟対決であった。

  細川が当選できなくとも、脱原発の世論が盛り上がることで、安倍政権の積極的な原発政策を牽制できれば目的が達成できれたと言えるようだ。その意味で「脱原発」を訴えて戦った2人の候補者、細川と宇都宮の「原発ゼロ。再稼働反対」の得票が、1,938,657票に達し、当選した舛添の2,112,979票に迫ったことは、「脱原発」が生き返り、存在を無視できなくなったことを物語るものだろう。

  今後とも、全ての知事選で「脱原発」が争点になると思われるからだ。原発計画中の山口県の知事選が2月23日に行われるのをはじめ、3月16日の石川県の知事選も原子炉直下に断層があると言われる志賀原発を抱えている。11月11日に任期満了の福島県、同じく11月30日の愛媛県も原発を抱えている。
  だが、県内に原発を抱えていない東京都で「原発」が争点となったことで、4月6日の京都府はじめ、任期満了を迎える滋賀県、長野県、香川県、沖縄県、和歌山県など原発のない県の知事選でも「脱原発」が争点になることが予想される。

  

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