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zoom RSS 細川と小泉の両元首相が共闘する都知事選は「原発ゼロ」が争点(No1741)

<<   作成日時 : 2014/01/16 22:55   >>

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  「原発ゼロ」が東京都知事選挙で最大の争点となる。脱原発を掲げて舞台で踊る役者は細川元首相だが、「原発ゼロ」の脚本を作り、監督するのは小泉元首相だ。脱原発を求める世論を無視して原発再稼働や原発輸出などの原発政策を推進する安倍政権へ小泉と細川の元首相コンビが二人三脚で挑戦する。「東京が原発なしでやっていける姿を見せると必ず国を変えることができる」というのだ。

  昨年9月から講演で「原発ゼロ」を訴え始めたのは小泉であった。「地震大国である日本国内では、原発の使用済み燃料である放射性廃棄物「核のゴミ」の最終処分場を建設することができないからだ」と主張する。
  11月にはメディアのメッカである日本記者クラブに乗り込み、350人の超満員の記者たちを前に「日本の進むべき道」と題して講演し、「首相が決断すれば原発ゼロはできるのだ」と安倍首相に「脱原発」の決断を促していたが、安倍首相は小泉の意見を聞き入れず、原発輸出と原発再稼働を盛り込んだエネルギー政策を推進していた。
  引退したとは言え、注目度の高い小泉にはまだ世論を動かす影響力がある。朝日新聞が「トイレなき原発の限界」、毎日新聞が「原発問題の核心を突いた」、東京新聞が「まっとうな脱原発論だ」などと同調していた。

  細川の立候補を決断させたのは小泉だった。昨年10月、「原発ゼロ」を訴える小泉と会談した細川が、「同憂の士だ。目的を達成するまで主張し続けたい」とそれぞれが世論に訴えていくことを約束していた。
  都知事選が決まった時から、小泉は細川に出馬を促していた。細川は政界を引退してから15年のブランクがあった。年齢的にも76歳となっていた。小泉は側近の中川秀直元自民党幹事長を派遣して「絶対勝てる」と細川を励まし続けてきた。ポスターの準備などから14日に立候補表明することを決めていた。
  小泉はこの日まで表舞台に出なかった。ぎりぎりまで態度を表明しないことで有権者の関心を引き付けることができるという計算があった。一方、安倍首相サイドに側近を通じて細川を支持することを伝えていた。それは首相に対する最後通告であった。

  自民党出身の首相経験者経験者であり、在任中、国民的人気で5年半の長期政権を築いた小泉の「反旗」は安倍政権にとって大きな脅威だった。保守層が大きく脱原発に動けば、原発再稼働しようとする安倍政権のエネルギー政策に影響する。外遊中の安倍首相はエネルギー政策の閣議決定を来月以降に先延ばしすることを決めた。
  
  安倍政権の支持率は5割を超えている。しかし秘密保護法や原発政策には世論の反対が強い。国政選挙にも匹敵する東京都の知事選である。仮に細川が勝つようなことになると、安倍政権の支持率にも影響するようになるだろう。潮目が変わる可能性もあると言われている。

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