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zoom RSS 小泉元首相が記者クラブの講演で「原発は即ゼロがいい」(1716)

<<   作成日時 : 2013/11/13 01:24   >>

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  「原発ゼロ」の講演を続けている小泉純一郎元首相が12日、日本記者クラブで、「日本の歩むべき道」と題して講演した。あらためて「首相が決断すればできる」と安倍首相に脱原発の決断を促したが、新しく「即時ゼロがいい」と主張して原発の再稼働に反対した。

  小泉氏はフィンランドで建設されている原発の使用済み核燃料の最終処分場を視察して帰国後、9月から全国各地の講演会で「原発ゼロ」を訴えているが、マスコミが取り上げ、広く国内から海外にまで波紋が拡がっている。このため日本記者クラブの講演会には、約350人の記者団が詰めかけ会場が超満員となった。

  講演ではこれまで主張していることを語ったが、新しく「即時ゼロ」を訴え注目された。小泉氏は「私が結論から言うと、これからの日本において核のゴミの最終処分場のめどをつけられると思う方は、楽観的で無責任過ぎる」と始めた。
  そして使用済み核燃料の最終処分が不明であるから、原発ゼロを決断すべきだとして、「首相が決断すれば、原発ゼロに反対する者は黙ってしまう。野党は全部原発ゼロに賛成。反対は自民党だけ。自民党も本音を探れば賛成と反対は半々だ」と述べたが、記者に聞かれて、首相在任中の郵政民営化法案の反対よりも「はるかに環境がいい」とも述べた。
  現在、原発は稼働が全部止まっているが、「再稼働すればまた核のゴミが増える。最終処分場が見つからないい以上、すぐにゼロにした方がいい」と新しい見解を主張した。 

  小泉氏は今度も首相の決断を促したが、これに対して安倍首相は「日本はドイツのようにフランスから電気を買うことができない。だから責任あるエネルギー政策を考えなければならない。原発の比率を落としていく方針を決めているが、今の段階でゼロを約束するのは無責任だ」としているが、「即ゼロ」を打ち出した小泉氏が離れたようだ。

  小泉氏の「原発ゼロ」を「見識を疑う」と読売新聞の社説が批判したが、小泉氏は正々堂々と大論文を読売新聞に寄稿して「あまりに楽観的で無責任だ」という批判に反論している。「政治で大切なことは、目標として大きな方向を打ち出すことだ」として,,核のゴミの処分場もないのに原発政策を進めるのが「不見識」なのであって、「原発ゼロ」に振り向ける方が夢があると説いた。「過ちを改めるにはばかることなかれ」と諭した。

  次第に「小泉氏の主張が正しい」という声が上がり、朝日新聞が「トイレなき原発の限界」、毎日新聞が「原発問題の核心をついた」、東京新聞が「まっとうな脱原発論だ」と各紙の社説が小泉氏を支持しているが、海外の米ニューヨークタイムスの社説も小泉氏を取り上げ、「日本は原発の将来について健全な論議を始めるべきだ」と評論している。
  
  それにしても、毎日新聞が「小泉賛同者がなぜ出ない」と書いている。昔は、小泉は変わり者だけど、「言い分に一理ある」と党内から同調する声が必ず出たものだが、なぜか、賛同し、呼応する動きが出てこない。「自民党は随分と息苦しい政党になったものだ」と言うのだが、「党内の本音は賛成と反対が半々だ」そうだ。

  なお、久しぶりにマスコミの前に姿を現した小泉氏に記者団から他のことも質問された。靖国神社参拝に意欲を燃やす安倍首相について、「今の首相の対応ででいい」と支持し、首脳交流を見合わせている中国側が「時が来れば中国は大人げない対応をしたと恥ずかしい思いをする」と非難した。
  また尖閣諸島の問題については「日本政府が考えを変える必要はない。毅然としてはっきり述べることが大切だ」と語った。

  

  
  

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