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zoom RSS 陛下へ直訴の山本氏を処分へ(No1712)

<<   作成日時 : 2013/11/07 20:15   >>

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  天皇陛下へ直訴した山本太郎参院議員(38)に対する参院の処分が決まった。山崎参院議長が厳重注意をし、山本氏は皇室行事の出席を自粛するというもので、明日8日、山本氏に申し渡すという。参院の正式なルールに基づく処分ではなかったが、異例の寛大なものと言われている。折から11月5日の参院内閣委員会で、山本氏が国会議員になって初めての質問があったが、マスコミは何処も報道しなかった。

  10月31日の秋の園遊会において、山本氏が陛下に手紙を渡した行為が、与野党から「天皇の政治利用」という集中砲火を浴びた。議員辞職を求める声も上がった。正式な処分となると、国会法により懲罰にかけられる。処分は戒告、陳謝、一定期間の登院停止、除名と定められているほか、辞職勧告決議がある。
  ただ、懲罰は「院内秩序」が対象である。当初は頭に血が昇って騒いだ与野党とも今では冷静になり、民主党から「国会外の行動も処分の対象になるのか考え方を整理すべきだ」という声が上がり、共産党からも「今回の行為は懲罰に当たらない」という意見が出るに及んで、自民党も賛同の得られる別の処分を考えたと言われている。

  それというのも、山本氏の行為をめぐる世論が賛否両論であるからだ。新聞社への投書を見ると、「売名行為」、「無礼だ」、「マスコミの騒ぐのを計算したパフォーマンス」などと批判し、「天皇の政治利用」は許せないとして、議員辞職や除名を求めている投書があるが、山本氏の陛下に渡した手紙の内容が、福島原発事故の現状を訴えたと伝えられていることから、福島県民からの投書には、山本氏の行為を称賛するものがあり、「気持が理解できる」などと山本氏の行為を容認する投書が批判する投書を大きく上回っているという。

  山本氏は俳優として活躍中、2011年3月の福島原発事故で一念発起して俳優事務所を退社。反原発運動を開始したが、2012年12月の衆院選に「新党今はひとり」を立ち上げ、東京8区から出馬(日本未来の党、社民党支持)した。反原発、反TPPを訴えて、71,028票を獲得したが次点で落選した。翌年の2013年7月の参院選に東京都選挙区から無所属で出馬。生活の党、社民党、緑の党の支持を受け、66万票で初当選した。

  無所蔵の一人一党では国会で思うような活動ができない。心理的の追い込まれていたのだろう。ただ、前代未聞の陛下への直訴という行為をマスコミが取り上げることを山本氏は計算済みだ。陛下を山本の売名に利用したのである。それを「マスコミが騒ぐから、政治利用になる」とマスコミのせいにしたから、山本氏は「タヌキ」ということになった。
  それにしても、日頃から国民的人気のある山本氏は国会議員にとってはジェラシーの的なのだ。彼を不愉快に思っている議員も多い。寄って集って罰しようとした。山本氏を世の中に出した恩人のビートたけしも「天皇陛下は日本文化の象徴だ。山本は失礼だよね。どういう神経しているのだろうね」と呆れている。

  ただ、待ちに待った、国会質問の日がやって来た。11月5日14時50分から15時15分まで、参院内閣委員会で、「新党今はひとり、の山本太郎と申します。国会議員になって初めての質問です」と緊張の表情で、質問に立った。答弁者として、菅義偉官房長官や森まさ子内閣府特命大臣が出席した。質問の内容は、陛下へ直訴した手紙の福島原発事故の現状を、両大臣と厚生労働省や経済産業省に糺した。マスコミ各社は山本氏の晴れ姿を報道しなかった。騒ぎになっていなければ、報道したマスコミもあったろうが。

 なお、ヤフーによる、山本氏の行為を支持するかどうかの意識調査によると、投票数638,994票のうち、支持するが71,569票(11.2%)、支持しない527,960票(82.6%)、どちらでもない39,465票(6.2%)となり、圧倒的に支持しない票が多かった。









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