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zoom RSS またもや橋下維新の会の化けの皮がはがれた(No1695)

<<   作成日時 : 2013/09/30 06:57   >>

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  堺市長選挙は現職の竹山修身氏が維新の会公認の西林克敏氏を大差で破り再選を果たした。堺市を大阪市の特別区にする「大阪都構想」の是非が問われたが、堺市民は橋下大阪市長の傘下に入ることを拒否して「NO!」と答えた。投票は50%を超え、前回を6%上回り、竹山氏が198,431票を獲得、西林氏を57,862票の大差で破った。考えてみると、中世から自治都市であった堺が、組しないのは当然のことだ。

  大阪維新の会にとって、29日に行われた堺市長選は大阪都構想の実現に向けた一里塚だった。人口48万人、大阪第二の都市である堺市民の支持を得ることが、2014年に予定する住民投票、2015年に大阪都のシナリオに不可欠だった。堺市の離反により大阪都構想は挫折したようだ。

  これまで地元、大阪で常勝だった橋下氏の「選不敗神話」が足元から崩壊したとして、朝日新聞は「橋下氏の国政での存在感も薄れそうだ」と報じている。いよいよ橋下氏の化けの皮が剥がれてきたようだ。
  橋下氏は29日夜の記者会見で敗因を分析、「まず、竹山市政が評価された。第二は僕が批判された。第三は都構想が誤解された」とした。「きちんと陣頭指揮をとれなかったことは重大責任だ」と語ったが、「辞めるなんて。まだ勝たなきゃいけない」と辞任を否定した。既に敗戦を予測していたという。

  維新の会は昨年の衆院選では、自民も民主も嫌いな勢力の受け皿として「第3極」と言われた。今年春の橋下氏の慰安婦発言以来、一転して東京都議選と参院選で大きく得票と議席を後退させた。一人勝ちの自民党に対抗して、民主党などを巻き込んだ野党再編の主導権確保を狙ってきた。それも難しくなりそうだ。

  竹山氏は、反都構想を旗印に民主の推薦、自民の支持、共産、社民の支援を得た。朝日新聞の出口調査によると、都構想に賛成は38%、反対は55%だったが、賛成の91%が西林氏、反対の94%が竹山氏。争点でこんなに賛否が分かれたのは珍しいとしている。無党派層の75%がが竹山氏を支持した。西林氏は維新の会の支持層からしか得票できなかった。中立だった公明支持層の90%が竹山氏だった。これまでの無党派層の大半を味方にしてきた「維新の勝ちパターン」が崩壊したことを物語った。

  それにしても、橋下氏と維新の会が受けたダメージは大きいようだ。これまで将来の憲法改正を見据えて、橋下氏とのパイプ維持に努めてきた菅官房長官ら官邸筋だが、自民党内から「衰退した維新に利用価値があるのか」という声が挙がっている。自民党の石破幹事長も維新の敗北が明らかになった29日夜、「自公連立を捨てて維新と組むことは全く想定もしていない」と冷たく語った。

  橋下氏の求心力は「選挙の強いさ」によるところが大きかった。今回の敗北で、2015年の統一地方選挙に向けて、維新の会の若手から「維新では戦えない」との声が広がるのは必至だという見方もある。維新の会の党運営も石原慎太郎共同代表や平沼代表代行ら旧太陽の党系の影響が強まるようだ。



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