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zoom RSS チェルノブイリ原発を視察した岸田外相(No1674)

<<   作成日時 : 2013/08/26 19:03   >>

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  安倍首相が進める原発輸出をバックアップするためハンガリーを訪問中の岸田外相が、日本時間の25日夜、隣国のウクライナで27年前に原発事故を起こしたチェルノブイリ原発を視察した。日本の外相の視察は初めてだが、原発の周辺では27年たった今も高い放射線量が計測され、非常に危険な状態にある。

  岸田外相は22日から6日間の予定で、ハンガリーとウクライナを歴訪している。ハンガリーでは日本企業による原発輸出を後押しするためであり、ウクライナではコジャラ外相と会談し、原発事故対処協定に基づく協力強化を確認するためであった。チェルノ原発の視察は東電福島第一原発事故の復興に役立てるのが目的だという。原発の責任者から、事故発生で拡散した放射性物質を除く作業に苦労したことや今も高濃度の放射性物質が残っていることなど説明を受けた。

  チェルノブイり原発事故は旧ソ連時代の1986年(昭和61年)に試験運転中の4号炉で爆発事故が起きたが、今も高い放射線量が計測され、半径30キロ以内が立ち入り禁止になっている。原子炉は「石棺」で覆われているが、老朽化したのでさらに大きい建物で覆い、50年かけて解体する計画。現在建設中の建物は工費が100億円以上かかり、日本も欧米と共に支援している。

  放射能被害では、事故当時、消火作業に当たった消防士や原発職員が30人、放射性障害で死亡している。周辺に住んでいた子どもたち多数が甲状腺ガンを発症しているが、心臓や血管の病気を訴える住民が多く、ウクライナ政府は200万人の無償健康診断を支援している。

  直接、チェルノブイリ原発事故の悲惨さを認識した岸田外相だが、原発再稼働、原発輸出など安倍政権になってから積極的に進められている原発政策にどのように対応していくのか注目される。

  岸田氏は、安倍首相より3歳若い56歳。当選7回で首相とは同期生。昨年政界引退を表明した古賀誠元幹事長から保守本流の名門派閥「宏池会」を継承して第8代会長に就任したが、宏池会は池田、大平、宮沢の3代の首相を輩出しており、岸田氏もポスト安倍の有力候補である。

  党務から政策に至るまで幅広く精通したゼネラリストと評価されている。最近右傾化していると言われる自民党内では保守穏健派をアピールしている。これまで目立つことはなかったが、外相は首相への登竜門である。お手並みが注目されている。

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