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zoom RSS 自民党は「先祖返り」するのか(No1654)

<<   作成日時 : 2013/07/24 10:47   >>

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  参院選で大勝した安倍首相は「自民党の得た議席は20年の政治家人生で最も多い。自民党は生まれ変わった」と誇らしく語ったが、自民党の何処が生まれ変わったのか。それどころか、「先祖返り」ではないのかと言われている。

  自民党の比例区で郵便局長会とか農業団体や建設団体、医師会や歯科医師会の推した当選者が綺羅星の如く並んでいる。「業界の代弁者」と指摘されているが、昔よく見られた光景は、先祖返りだ。
  それにしても自民党は憲政史上の記録を書き換えた。選挙区の1人区で29勝2敗は当選率93・5%、2人区〜5人区で18勝は当選率100%の完勝だ。こんな参院選は初めてだ。

  参院選を「鬼門」としたジンクスを返上した。ところが勝ち過ぎた。「大変なことになった」と思っているのは、安倍ではないかと言われている。
  衆参の「ねじれ」が解消し、これまで「ねじれ」を理由にしたことが通用しなくなった。これまで野党が多数の参院で法案が否決されたが、国民の反対など、それなりの理由があった。これからは多数になったから、「早くやれ」とやみくもに急かされる。

  こからは野党のせいにできないから、いままでの高い支持率を維持するには幾倍もの努力が要る。その例が「古い自民党をぶっ壊す」と約束して国民の高い支持を得た小泉内閣だ。小泉首相は毎日、「ぶら下がり」のテレビの前に顔を出し、人気をつなぐために腐心した。
  だからと言って容易に真似ができるものでもない。ノー原稿のブッツケ本番だから失敗することもある。小泉を真似て大怪我をしたのが維新の会の橋下代表だ。大阪では「囲み」というが、お銚子者の橋下は慰安婦発言で失脚寸前だが、維新の会も参院選で伸び悩んだ。

  3年後の衆参同日選挙をにらみ長期政権を目指す安倍にとって政権の安定を欠かせない。ところが自民党は伝統的に危機には結束するが、順調な時に内部抗争を起こすくせがある。9月の党役員と内閣の人事で石破幹事長が話題になっているが、衆院選と参院選で存在感を高めた石破が、ポスト安倍を伺う麻生副総理にとって目障りになっているという話だ。

  それにしても、秋の政局をにらんだ場合、幹事長留任が人事のイロハではないか。第一次安倍内閣の挫折から学習している。焦らなくなった。故事に倣って、ホトトギスが鳴くまで待つという。批判の多い憲法改正も急がないようだ。


  


  

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