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zoom RSS 「拙速」の批判を免れないのでは?(1603)

<<   作成日時 : 2013/04/06 21:24   >>

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  4日に100日目を迎えた安倍政権だが、最近、「調子に乗り過ぎ」との声も聞かれる。唐突に政府が主催するという「主権回復の日」の記念式典が、問題になっている。

  今年は、1952年9月8日、サンフランス講和条約と日米安保条約が締結され、条約が発効して日本が独立した1953年4月28日から60年目になる。
  そこで安倍政権は3月12日の閣議で、4月28日を、「日本の主権が回復した日」として、記念式典を開催することを決定したのである。当日は都内の憲政記念館で、天皇、皇后両陛下をお迎えし、政府主催の記念式典が行われる。

  なぜ、政府主催の記念式典なのか。自民党は昨年の衆院選の公約で、「4月28日を『主権回復の日』として、政府主催の祝典を開催する」と明記していたからだが、1月28日の自民党役員会では小池広報本部長が、記念式典の開催を決めるように催促していた。

  それにしても、60年間一度も開かれなかった祝典の突然な閣議決定とあって、国民の唐突感は免れないが、なかでも、講和条約発効後も引き続き米軍支配下にあった沖縄にとっては、4月28日は、再び本土に捨石にされ、米軍による軍事占領の始まった日として、「屈辱の日」と呼ばれている。

  仲井真沖縄県知事が、政府主催の「主権回復の日」記念式典への出席を拒否しているが、同知事は3月19日に首相官邸で開かれた沖縄政策協議会で、「我々は考えが違う。沖縄が切られ、主権回復どころか米軍の施政下に置かれ苦労した。基地問題はあそこからきている」と、安倍首相に直接、不満を伝えている。沖縄4区選出の西銘議員や1区選出の国場議員など地元の議員からも厳しい声が聞かれる。

  安倍首相の「主権回復の日」には、前政権時代から抱き続ける「戦後レジームからの脱却」があると思われるのだが。折から、沖縄では米軍普天間基地の移転やオスプレイの配備が問題となっている。「主権回避の日」の祝典がこれらの問題を更に大きくすることも考えられる。

  拙速ではないかと言われているが、人間は得意な時が一番危ない。いま調子のいい安倍さんはもっと用心すべきではないのかと、老婆心ながら思うのだが。

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