『永田町時評』NewsSUN

アクセスカウンタ

zoom RSS ガタガタになった第3極の大同団結(No1556)

<<   作成日時 : 2012/11/19 17:54   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

  野田首相の狙いが的中した。抜き打ち解散で「太陽の党」の石原慎太郎が呼びかけた第三極の大同団結がガタガタになったからだ。

 解散から一夜明けた17日に発表された日本維新の会の衆院選の第一次公認は余りにも貧弱なものだった。日本維新の会と太陽の党の合流を勢いつけるはずが、急な解散で慌てた執行部がトップダウンで公認候補者の選挙区を決めたため、反発が続出。「その選挙区なら立候補を取りやめる」と辞退する候補予定者が相次いだ。このため名簿作りが難航して、名簿が発表されたのが夜になったが、候補者の数が47人で当初予定された80人に届かなかった。

  石原も橋下も年内解散を予想していなかった。抜き打ち解散に慌てふためいて会談した。政策では橋下の「消費税の地方税化」を石原が飲み込み、橋下が石原が反対する「脱原発」を取り下げるなど両者が歩み寄ったものの、政策の違いに目をつぶった合流として、「野合」が批判されている。

  第3極の小政党が自民、民主両党と戦うために第3極の大同団結の必要性を主張したのは「太陽の党」を立ち上げた石原である。「小異を捨てて大同につく」と呼びかけた。そのために政策の違いなど合流に相当な無理のあることを承知で熱心に橋下を口説き落としたのである。「太陽の党」を解党してまで「日本維新の会」に合流したが、一時は橋下代表、石原副代表でもいいとしていたのである。 
  石原の合流にかけた情熱が異常であったのは理由がある。何しろ太陽の党は80歳の石原をはじめ、5人全員が70代後半の老人である。どんなに頑張ってもこの衆院選挙が最後である。太陽の党を解党して若い橋下らの日本維新の会との合流を考えたのである。石原の遺言である。

  石原と橋下の合流騒ぎは「太陽の党」が発足から4日目に霧消しただけで済まず、他にトバッチリが及んだ。決まっていた河村名古屋市長の「減税日本」と「太陽の党」の合流が橋下の反対でご破算になった。それにしても信義に欠ける酷い話だ。このような混乱が当分続きそうだが、解散で出足をくじかれた痛手は大きいようだ。

  石原に振られた亀井静香がTPPに反対して民主党を離党する山田正彦元農水相らと新党を結成するが、衆院選は大小15の政党がひしめく大乱戦になった。小政党の乱立は自民党や民主党を有利にすると言われている。
  予想だが、日本維新の会と連携するグループの他に民主党を離党した小沢一郎の「国民の生活が第一」を中心に連携するグループができるという見方がある。

  
  
   
  

 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ガタガタになった第3極の大同団結(No1556) 『永田町時評』NewsSUN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる