『永田町時評』NewsSUN

アクセスカウンタ

zoom RSS 台風の目になるか。女性党首の「日本未来の党」が登場(No1559)

<<   作成日時 : 2012/11/30 14:34   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

  12月16日の投開票日までに何かあると思っていたが、脱原発を掲げた「日本未来の党」が脚光をあびて颯爽と登場した。マスコミは、電光石火で脱原発勢力が結集したのは、女性知事の嘉田由紀子が旗を立てたからだと報じているが、衆院選挙で台風の目になると期待する向きもある。

  嘉田さんは06年滋賀県知事の初当選、現在2期目。県内のダム建設計画を中止して、環境派知事として知られていた。昨年の福島原発事故以後、段階的に原発をゼロにする「卒原発」を提唱。関西電力の大飯原発再稼働に反対し、脱原発の市民運動で女性リーダーの象徴的な存在となっていた。

  嘉田知事は脱原発を旗印にした「新党」を検討していたが、27日、急遽、大津市内で記者会見して「日本未来の党」の結党を発表した。同日、マニフェストを発表するために野田首相が行った記者会見よりもマスコミの注目度が高かったと言われている。
  
  記者会見で嘉田知事は、脱原発の「卒原発」の他にも、消費増税の凍結、配偶者暴力の刑事罰化、中学生以下の子どもに年間31万円を支給する「子どもと女性支援」など6項目の基本政策を発表した。女性の政治参加を進める「活女性」を強く訴えた。
 
  脱原発を求める世論はもともと、女性が中核になって広がってきた。毎週金曜日夜の首相官邸前で脱原発を訴える集会など全国の脱原発集会には必ず、子どもを連れたお母さんたちの姿があった。

  野田首相の抜き打ち解散で始まった衆院選挙は、既成政党の対する国民不信から、非民主、非自民の第三極の新党が多党化し、有権者が「政党の名前が覚えられない」と戸惑っていた。政策として脱原発を掲げる政党も七党も乱立していた。嘉田知事は脱原発を掲げる政党の大同団結を呼びかける狙いで「日本未来の党」を結成した。

  「未来」の呼びかけに応えて、その日のうちに小沢一郎の「国民の生活が第一」と亀井静香や河村たかし名古屋市長、山田正彦元農相による「脱原発、減税日本、反TPP」の両党がそれぞれ解党し「未来」へ合流を決定。脱原発の女性議員の「みどりの風」が連携を決めた。社民党を離党した政審会長の阿部知子も単独で参加した。七〇人を超える衆参議員が合流して「未来」がスタートした。

  マスコミは合流した小沢一郎や亀井静香の黒い影を問題にしている。両氏は党の役職に就任しないようだが、嘉田知事は「小沢さんを恐れているのはおかしい。小沢さんを使いこなせず官僚を使いこなすことはできない」と反論する。乱立第三極の中で「未来」が台風の目になるようだ。「日本維新の会」が食われ、自民党や民主党も影響を受けると見られている。

  「元始女性は太陽だった」という平塚らいてうの言葉を思い出すが、「未来」が選挙後の政局でキャウチングボートを握ることも夢ではないようだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
台風の目になるか。女性党首の「日本未来の党」が登場(No1559) 『永田町時評』NewsSUN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる