『永田町時評』NewsSUN

アクセスカウンタ

zoom RSS 異常国会と石原新党(No1547)

<<   作成日時 : 2012/10/30 17:42   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

  国会が異常である。10月29日から始まった臨時国会で、衆院で行われた首相の所信表明演説が、参院では行われなかったのである。参院では各党の代表質問も行われないが、こんなことは憲政史上初めてである。

  先の通常国会では野田首相の問責決議案が参院で可決されているが、参院議院運営委員会は「問責を受けた首相が登壇するのはまかりならん」として、首相の所信表明演説を聴く参院本会議を開かなかったのである。
  自民党政権時代から、問責を受けた首相や閣僚がそのまま国会に臨んだことはなかったからだが、民主党は「参院の問責には法的根拠がない」として、問責を骨抜きにしようとしているのである。

  これに対して野党は野田首相に演説を許せば、「問責議決に効力がないことを自ら認めることになる」のを懸念して、「問責のけじめ」を求めたのだが、「職責放棄の愚行」との批判もある。ただ審議拒否を続けて世論の批判を受けることを恐れて、参院予算委員会の審議には自公両党も応ずる構えと言われている。

  それにしても、ジャーナリストになって半世紀以上になるが、こんな異常な国会を見るのは初めてだ。民主党は次期衆院選で現有議席の240が80になると言われて、「解散恐怖症」に陥っているが、民主党はもう限界である。国会の異常を見るにつけ、野田首相は腹をくくる時期が来ていると見られるのである。

  折から石原慎太郎東京都知事が突然、「石原新党をつくり、国政に打って出る」として都知事を辞職した。御年80歳は日本男性の平均寿命である。国会に舞い戻り、老骨に鞭打って、この国をつくり直すというのである。
  石原新党が中核になって、日本維新の会やみんなの党など非民主、非自民の第3極を結集するのが目的だと言われている。

  次期衆院選では第3極が強くなければ、民主党の暴落により、自民党の圧勝が保障されると言われているが、石原が都知事を即座に辞任することで本気度をアピールしたのは、解散の先延ばしで伸び悩んでいる第3極を立て直すのが狙いだと見られている。石原新党が民主党の離党者を受け入れ、「解散を仕掛ける」としているが、自民党の石破幹事長は12月16日に行われる東京都知事選と次期衆院選のダブル選挙を期待している。

   その志は壮観であるが、毀誉褒貶の激しいのも石原慎太郎である。任期を2年残して都知事を辞職した石原への批判は厳しいようだ。

































テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
異常国会と石原新党(No1547) 『永田町時評』NewsSUN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる