『永田町時評』NewsSUN

アクセスカウンタ

zoom RSS 中国メディアに騙された日本(No1530)

<<   作成日時 : 2012/09/23 13:46   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

  「中国漁船団1000隻が尖閣諸島に押し寄せる」という中国メディアの報道は虚報だった。中国漁船の大船団が尖閣周辺に来ることがないと分かった。日本は中国メディアに騙されたのだ。

  中国中央人民ラジオ(電子版)は去る17日、「中国の漁船団約1000隻が浙江省や福建省の漁港から出航し、尖閣諸島の近くの海域に向かい始めた。一部は尖閣諸島周辺で操業する可能性もある」と報道した。
  同日夜には、中国の国営テレビ局「中国中央テレビ」が「中国漁船の到着は18日か19日になる見通し」とも報じた。この時点で「10000隻」という情報もあった。

  これらのニュースが日本の新聞やテレビにより、「北京発」で国内に報じられたため、「大変なことになりそうだ」として、日中戦争が始まったら、「自衛隊と中国海軍とどちらが強いか」を論じた評論家も表れた。
  たが中国漁船が何日経っても尖閣周辺に現れない。共同通信によると、中国の通信社「中国新聞社」電子版が、「尖閣諸島の魚釣島から230キロの海域で700隻余り、110キロの海域で23隻が操業している」と報道していることが分かった。即ち中国メディアの報道はウソだったのである。  

  まんまんまと中国メディアに騙された訳だが、「中国メディアの報道は何だったのか」を産経新聞が検証している。まず、中国浙江省や福建省か尖閣周辺海域までは460キロある。燃料代を考えると小型漁船が尖閣まで来て漁業しても採算がとれないという。次に中国の小型漁船が狙う獲物はアジやサバ、ウマズラなど小型魚だが、尖閣周辺の海域は小型漁船が大挙押し寄せる漁場ではないと言われている。

  ところが中国側では、メディアの報道に合わせて一斉にプロパガンダを開始している。外務省報道官が17日の定例記者会見で、尖閣周辺海域を「中国の伝統漁場」と述べ、例年通りの操業であると強調している。しかし浙江省の漁民は中国メディアの取材に対し「面倒を避けるため、これまで魚釣島に行ったことはない」と述べている。
  中国の海洋監視船と漁業監視船が尖閣周辺海域に12隻も押しかけ、日本領海外側にある接続水域や領海へ頻繁に出入りしている。日本の海上保安庁の巡視船からの警告に対して、「中国固有の領土」と中国語で応答した上で、「われわれは正当な業務をしている。ここは中国のEEZ内にある。あなたたちはこの海域から出て行きなさい」と逆に警告しているという。

  中国漁船が操業していた海域は浙江省から尖閣までの中間地点である。最初からこの地点を目指し、尖閣まで行く計画はなかったと見られる。中国政府は国内の反日デモに中止命令を出した。対日姿勢を変えたが、軟化を悟られないため、尖閣海域への中国監視船の出入りを続けていると見られている。

  以上が中国メディアが虚報を流した意図と見られるが、産経新聞以外の日本メディアが中国メディアの虚報について触れようとしないのは、日本国民への背信である。

  

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
中国メディアに騙された日本(No1530) 『永田町時評』NewsSUN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる