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zoom RSS 消費増税の食い逃げか(No1488)

<<   作成日時 : 2012/06/14 16:09   >>

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  民自公の修正協議は、「消費増税食い逃げ」の猿芝居に終わりそうだ。もちろん演出は財務省だ。

  そもそも野田首相が「政治生命を懸ける」と大騒ぎした「社会保障と税の一体改革」は、消費増税をもくろむ財務相が、消費税に社会保障目的税の衣を着せる。つまり社会保障を薄皮にして中に消費税の餡子をたっぷり仕込んだ薄皮饅頭にするのである。

  ルーツは自民党の小渕政権が予算総則に「消費税を社会保障に使う」と書き込んだが始りだといわれる。それを民主党に持ち込んだ自民党の与謝野馨が、自民党のパクリではまずいので、民主党のマニフェストから「最低保障年金の創設」、「後期高齢者医療制度の廃止」、幼保一元化を目指す「総合こども園」を目玉の社会保障政策として味付けしたのが、民主党の消費増税を柱にした「一体改革」であった。

  しかし党内に消費増税に反対する小沢元代表を抱え、参院で野党が多数を占める「ねじり国会」を越えるには、自民党の協力が必要だった。そこで考えられたのが与野党の修正協議であった。消費増税を通す財務省の入れ知恵である。

  ただ修正協議といっても、実情の無条件降伏である。自民党の独壇場だったことは言うまでもなかった。蚊帳の外の野党が「増税の密室談合」と批判したのである。
 
  消費増税では共通認識を持つ民自両党も、社会保障政策では、保険料による自助を重く見る自民党と税金による公助も必要だとする民主党には大きな開きがあった。
  自民党は「一体改革」から民主党の目玉政策を引き剥がし、消費増税だけが残った。もともと消費増税が目的の財務省にとっては思う壺だった。

  それにしても、勝てば官軍なのか。野田首相を骨抜きにして、社会保障の自民党案を丸呑みさせた鼻息は、野党第一党の貫禄を見せ付けた。
  いずれにしても、消費増税を食い逃げした付けは、次期総選挙出払うこと二なるだろう。民自公の負けが予想された三党の大連立が囁かれているようだ。

  

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