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◆臨時国会の展開は?◆ ようやく、臨時国会の召集日と会期が決まった。何と、延々1ヶ月以上に及ぶ自民党と公明党の論争の末である。政治学者の山口二郎氏(北大教授)が「首相不在」と指摘したが、臨時国会は如何になるものやら?。「麻生禅譲」になるのか。年末年始の解散・総選挙に突入するのか。さてさて、太田さんではないが、「やかましい」展開になりそうだ。 ◆自公幹事長は仲良しコンビ◆ 招集日は9月12日、会期は11月20日までの70日間と決まったが、麻生、北側の息の合った幹事長コンビが決めた、自公の折衷案である。麻生と北側は、昔、共に党政調会長をしていた縁で親密な付き合いが続いている。改造の夜、都内のホテルで麻生の幹事長就任の祝杯を挙げたほど仲が良い。この二人が政局を動かすポイントになりそうだ。 ◆「首相不在」の政局か◆ それにしても、臨時国会の召集は内閣の権限ではなかったか。憲法53条によると、「内閣は国会の臨時国会の召集を決定することが出来る」とある。また、衆参院いずれかの「総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は召集しなければならない」となっている。要するに、内閣の長である、総理大臣が決定すればいいことである。それを決められないのは「首相不在」だと言うのであるが。 ◆1ヶ月もめ続けた自民と公明◆ 福田総理は、臨時国会で「4つ課題」があるとしている。景気対策の補正予算、インド洋の給油活動を継続、消費者庁の設置、前国会の積み残し処理である。 これを適正に仕上げるのは、90日以上の会期が必要であり、来年1月に期限が切れる給油のための特措法の延長に、「再可決」を予想すると、8月下旬の召集が必要であるが、選挙に不利だとして、給油活動の「再可決」に反対する公明党が9月下旬の召集と会期60日を主張したため、公明党の北側幹事長と当時の伊吹自民党幹事長が対立し、1ヶ月も前からもめ続け、改造で麻生幹事長が交代する一幕となった。 ◆風前の灯火?福田総理の政治生命◆ それにしても「国政上の課題について方針を決め、指示を出すためにこそ、総理大臣がいるはずである。自分の判断で国会も開けないようでは、首相の政治生命も終わりである」と山口教授は言うのだが。 まさに、福田総理の政治生命は、風前の灯なのである。内閣支持率が低迷を続け、公明党からは解散権を封じられ、党内からは「麻生禅譲」の声が挙がり、四面楚歌で、退陣の危機に立たされているのである。 ◆短期会期を求める公明党◆ 自民党の青木前参院議員会長が「自民党で公明党・創価学会の協力なしで当選できる議員はほとんどいない」という通り、自民党にとって公明党は生命綱なのである。 公明党には会期を短縮したい理由がある。矢野恂也元公明党委員長が、公明党の支持母体である創価学会の幹部を訴えているが、国会で問題を取り上げて、矢野や創価学会の関係者を参考人として呼び出すと、民主党が脅しているのである。公明党としては、臨時国会会期を短くして野党の追及から逃れたいのである。 ◆「麻生禅譲」で解散・選挙か◆ 公明党は来年7月に任期満了となる東京都議会議員の選挙を視野に入れて、早期の衆院選挙を要求しており、年末年始の解散・総選挙を念頭に臨時国会を想定しているが、公明党の太田代表が「どの辺で勝つ状況をつくり出せるか」と、臨時国会で勝機を窺っているのは「麻生禅譲」を意図したものと考えられよう。 景気対策を盛り込んだ大型補正予算を上げて、「麻生禅譲」で盛り上がったところで、解散・総選挙に突入する。11月解散、12月選挙、或いは、12月解散、1月選挙、ということになりはしないか。これでは、まるで公明党内閣のようだが。 ◆麻生と小沢の人気くらべ◆ 民主党は、麻生が早々と姿を現したことに、脅威を感じている。「選挙の顔」として、小沢一郎に一抹の不安があるからだ。とにかく、福田も小沢も国民のは人気がない。今月初め改造直後の新聞社の世論調査で「首相に相応しいのは福田か小沢か」を聞いたところ、福田19%、小沢18%は互角だったが、「二人とも相応しくない」という回答が56%もあったというのだから、両人とも首相失格だ。 同じ頃の別な新聞社の世論調査で「これからの首相に相応しい人」を尋ねたところ、小沢が10%で3位、2位が依然人気の衰えない小泉元首相、トップが小沢とダブルスコアーの20%で麻生だった。通信社の8日ー11日の世論調査も、麻生22・9%、小泉15・4%、小沢8・1%の順だった。世論調査ではあるが、人気度のバロメーターにはなる。 ◆小沢で大丈夫なのか◆ 民主党は相手の大将が福田なら小沢でも勝てると想定していたが、総選挙は「麻生自民党」と「小沢民主党」の対決になる。民主党は、いまさら、「選挙の顔」を小沢一郎から、岡田克也、前原誠司、野田佳彦などの若手に変える訳にも行かないだろう。代表選挙で対抗馬が出られないように、圧力をかけ潰したばかりだ。 ◆共産票は何処へ行くのか◆ 共産党が次の衆院選挙で300選挙区のうち130選挙区にしか、候補者を立てないことを決めたのだが、何故だろうか。没収される供託金がもったいないから、という理由だが、本当だろうか。 共産党の現職9人は比例の当選であり、小選挙区は全滅だが、都市部なら3万票、田舎でも5千票や1万票の票が全選挙区にある。空白の170選挙区の票がまともに民主党に移行すれば、50選挙区で自民党と民主党が逆転するというシュミレーションもあるのだ。4月の衆院山口2区の補欠選挙で実証済みだという。民主党も共産党も、どうするのであろうか。 ◆公明党が民主党に接近◆ 次の選挙は与党が苦戦するだろうが、公明党が最も恐れるのは、自民党と一緒に政権から脱落することだ。支持母体の創価学会の絶対命令は、政権与党に座席を確保することだ。池田大作名誉会長を守るためだという。 最近、公明党が民主党との連立を視野に、民主党や支持団体の連合と接触しているという話を聞く。場合によっては、9年間連れ添ってきた、自民党に「三くだり半」を突きつけて、民主党と「再婚」することもあり得るのだという。 すべては、一年以内に帰趨の決まることではあるが、気にもめる話である。 |
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はいけい Dragonさま |
ボンドおじさん 2008/08/26 12:12 |
政局が、注目されていますね。キーは、公明党、共産党。自民、民主、共に、単独過半数は無いでしょう。 |
ろっし 2008/08/27 07:10 |
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